梅毒の症状・感染原因・治療方法とは?

梅毒(ばいどく)とは?

梅毒はトレポネーマ・パリダム菌という細菌の感染が原因となります。
梅毒は数十年という長い期間で刻々と深刻な症状へと進行していきますので、早期発見と治療が必要となります。
母子感染は特に深刻な症状に至る場合が多いので注意が必要です。

母子感染について

妊娠中に梅毒に感染していると胎盤を通じて胎児にも感染しますが、妊娠3カ月までであれば、赤ちゃんに影響を及ぼすことなく治療を行う事が可能です。

 

症状について

感染から3ヶ月までの第1期では細菌が感染した箇所に痛みのないしこりができて3週間ほどで消えます。
この時期は特に女性が症状に気付かない場合が多く、治療しない限り第2期に入ります。
第2期では全身症状として微熱や倦怠感、皮膚や粘膜に発疹が現れたり後頭部に脱毛が見られます。この段階でまた放置しておくと2〜6週間で症状が消え、数週間〜数年間の無症状の潜伏期に入ります。
そして第3期に突入すると顔面や筋肉、内臓などに固いしこりが現れ、第4期では脳や心臓などにも障害が現れ認知小、歩行障害がおこります。
現在では治療が適切に行われているので、症状が深刻化することは少なくなりましたが、早めに治療を行うためには早期発見が重要となります。

 

感染原因について

梅毒は比較的感染しやすく、血液感染をするため傷がある状態でキスをするだけでも感染することがあります。
また梅毒感染者はエイズ感染しやすいというデータもあるため、梅毒に感染した疑いがある場合はエイズ検査も行う事をお勧めします。
コンドームを使わない性行為、オーラルセックス、性器具の共用などは感染の原因となりうるので、感染者との無防備な性行為には注意しましょう。

 

治療方法について

ペニシリンなどを用いた薬物治療が一般的で、初期の感染であれば2〜4週間程度の内服で完治します。
しかし、治療が遅れれば遅れるほど治療にも時間やお金ががかかり、治療するのが大変になります。
さらに治療中は原因菌を破壊するため、発熱、頭痛、発疹などの症状が出る場合があります。